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採用情報
弁護士からのメッセージ
先輩弁護士からのメッセージ -座談会-

| 寺澤 幸裕 Partner 1993年(第45期)弁護士登録 |
矢倉 千栄 Partner 2000年(第53期)弁護士登録 |
水谷 嘉伸 Associate 2002年(第55期)弁護士登録 |
| 相良 知佐 Associate 2006年(第59期)弁護士登録 |
永井 秀人 Associate 2007年(第60期)弁護士登録 |
石原 尚子 Associate 2009年(第62期)弁護士登録 |
| 藤木 崇 Associate 2010年(第63期)弁護士登録 |
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- 寺 澤
- 本日は、伊藤 見富法律事務所の53期から63期までの弁護士に集まってもらい、就職活動中の経験や事務所に入ってからの業務や生活等を語っていただくことにしました。当事務所の業務内容の一端や、働いている弁護士の雰囲気をお伝えすることで、就職活動中の方々の参考になればと思います。
- 矢 倉
- 皆さんは就職活動をするにあたって、どういう点を重視して法律事務所を探したのでしょうか。当事務所は「外資系」の法律事務所であると括られることも多いと思いますが、外資系の法律事務所という選択肢は念頭にありましたか。
- 永 井
- 私は以前、商社に勤務しておりましたので、その経験が活かせるよう、国内外で色々な業務分野に携わることができる事務所が良いと思っていました。ただ、一番重視したのは、事務所にどういう人がいるのか、どういう雰囲気なのかという点ですね。
- 藤 木
- 雰囲気を重視したという点では、私も同じです。事務所説明会の後の面接で、多くの弁護士と話をすることができ、また、自分の話をじっくりと聞いていただけたことで、事務所の雰囲気を理解することができたと思います。
- 寺 澤
- 実際に入所してみての印象はどうでしょうか。
- 藤 木
- 面接で感じたとおり、風通しの良い事務所だと思います。基本的に先輩の弁護士は個室で執務されていますが、必要が無いときはドアを開けたままにしてくれている方が多く、気軽に質問をしたり、時には雑談をしたりしやすい雰囲気があります。
- 寺 澤
- 事務所の規模についてはどうですか。当事務所は、外国法の弁護士と合わせると100名を超える規模ですが、日本法の弁護士の人数は現在41名です。中規模の事務所というのは、皆さんの選択肢の一つとなっていたのでしょうか。
- 石 原
- そうですね、中規模の事務所がいいかなと思っていました。様々な業務に関与しつつ、事務所の全体が見渡せるかなと思ったからですが、それだけではなく、多くの女性弁護士が活躍していることも、伊藤 見富法律事務所を選択した大きな理由の1つです。
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- 矢 倉
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入所後、通常の業務と並行して1ヶ月程度の研修がありましたが、研修ではどのようなことを勉強しましたか。
- 藤 木
事務所で主に扱っているM&A、不動産、証券、独占禁止法、ファイナンス、企業法務など、多岐にわたる業務分野の基本事項や背景を学ぶことができました。実際に仕事をする上で、これまで知らなかった法律についても全体像を把握したうえでリサーチを始めることができますので、研修が大きな助けになっています。- 寺 澤
- 毎年、モリソン・フォースターでは全オフィスの新人・若手を集めてサンフランシスコで合同研修を開催します。去年はいかがでしたか。
- 石 原
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海外オフィスの新人の外国弁護士と一緒に、様々な業務分野の基礎的事項についてレクチャーを受けました。英米法のバックグラウンドがあるクライアントにどのようなアドバイスを提供すればよいかを学ぶことができ有意義でした。もちろん、世界各国のオフィスの同僚と交流できる良い機会にもなりました。
- 寺 澤
- それとは別に、アジア・ワークショップといって、モリソン・フォースターのアジアの各オフィスの弁護士が1つの場所に集まって研修を受けるなど、親交を深めるイベントもあります。毎年の開催ではないのですが、ちょうど今年、4月にハワイで開催されました。
- 藤 木
- はい、私も出席しました。研修では、アジア地域で取り扱っている案件の全体像などの説明もあり、モリソン・フォースターについても、より深く知ることができました。
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- 藤 木
- 新人からの質問になりますが、私は現在、入所してから3ヶ月が経ち、色々な業務分野に徐々に関わってきているところです。皆さんはどのような業務を行っているのか、具体的に教えていただけますか。
- 水 谷
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私は主にクロスボーダーM&Aを担当しています。クロスボーダーM&Aには、大きく分類してインバウンドとアウトバウンドがありますが、日本の弁護士が主に関わるのは、インバウンド(海外の会社が日本の会社を買う取引)のクロスボーダーM&Aです。というのは、売買の対象となる会社が日本の会社であり、基本的に、日本法が適用になるからです。一方、海外の会社が買い手になりますので、契約書等書類のやりとりは英語が基本になります。そのため、インバウンドの案件では、日本法を使って英語の契約書類を作成、交渉、締結するというのが業務の基本的な枠組みになります。
逆に、アウトバウンドの取引に関わるときは、海外の法律が関わってきますので、モリソン・フォースターの各オフィスと連携して仕事をします。取引がクローズ(完了)するまでのスパンは比較的長いものが多く、数ヶ月から半年、長いものは1年くらいかかるものもあります。 - 藤 木
- 水谷先生は、アソシエートの中ではシニアの位置にいらっしゃいますが、チームの中では具体的にどのような役割を果たされているのですか。
- 水 谷

過去にクライアントであるアメリカの会社が日本のメーカーを買収する案件を担当した際には、サンフランシスコオフィスと東京オフィスでチームが編成されました。私は、パートナーの下、日本法弁護士チームの実務的な取りまとめをしました。
具体的には、チームの各メンバーにデュー・ディリジェンス(DD)の方針や範囲を指示し、書類のレビュー、英文での問題点・重要書類のサマリーやDDレポートの作成を取りまとめました。
また、日本のメーカーの代理人との交渉を担当するチームやアメリカのクライアントに対し、日本法上の問題点についてアドバイスしました。- 藤 木
- 相良先生は不動産案件を中心に手掛けていらっしゃいますが、仕事内容を具体的に教えていただけますか。
- 相 良
私は主に不動産流動化案件に携わっています。「流動化」というのは、主に事業会社などの所有する資産をオフバランス化して、その資産が生み出すキャッシュフローを証券や出資持分などの形にして投資しやすくし、海外企業を含めた投資家から広く資金を調達するために利用される仕組みをいいます。
私が現在担当しているのは、特定目的会社や特別目的会社(SPC)の設立、当該SPCに対する不動産の現物や信託受益権の取得、ノンリコースローンの調達といった一連の取引です。流動化のスキームでは、売主、金融機関、買主のほかに、アセットマネージャー、プロパティーマネージャー、信託受託者など様々なプレイヤーが関わりますが、どのプレイヤーにも大抵弁護士がついていて、それぞれのプレイヤーの立場にたった交渉や調整等をする仕事をしています。当然、契約書上のコメントが主ですけれども・・・。- 藤 木
- なるほど。具体的にはどういう手順で進めていくのでしょうか。
- 相 良
不動産流動化のスキームには様々なパターンがありますが、スキームで採用されるパターンが金融商品取引法や資産流動化法に抵触しないかをチェックした上で、それぞれのプレイヤーの立場から契約書をレビューし、だんだん論点を詰めていくというのが全体の流れです。
基本的に日本法ベースであり、私が担当している範囲では日本語のものがほとんどなのですが、外国法が関係する場合や海外のクライアントが関係する場合、契約書を英語で準備してほしいとリクエストがある場合等は、モリソン・フォースターの外国弁護士とチームを組んで仕事をしています。最近は伊藤 見富法律事務所の弁護士だけで行うディールというのは、むしろ少ないのではないでしょうか。
期間としては、クロスボーダーM&Aと比べると短く、長くても1ヶ月程度です。「来週クローズです」と言われて、1週間集中して仕事をするということもあります。- 藤 木
- 永井先生は、主に国内外のM&A案件を担当されていると聞いていますが、どのような仕事を担当されていますか。
- 永 井
- クロスボーダーM&Aでは、水谷先生の主導の下、デュー・ディリジェンス(DD)をメインに担当していました。国内のM&Aでは、水谷先生と同じ役回りを担当していて、DDをリードするほか、契約書の作成にもある程度携わっています。また、契約交渉のサポートや、DDの結果を契約条項に反映させたりという重要な仕事も担当しています。
- 藤 木
- 石原先生は2年目ですが、1年目はどういう仕事をされていたのでしょうか。
- 石 原
- 1年目は、色々な業務分野の入り口を見せてもらうことができました。国内のM&Aや独占禁止法関係が比較的多かったのですが、不動産、訴訟、証券、プロボノ(公益活動)にも携わりました。
- 藤 木
- 独禁法は、新司法試験の選択科目でもあるので、就職活動をされている方で興味のある方も多い分野だと思いますが、具体的にどういう仕事をされていたのですか。
- 石 原
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例えばM&Aに伴って国内外の競争当局に届出義務が生じる場合ですが、国内だけでなく海外からも資料を集め、モリソン・フォースターのブリュッセルオフィスの外国弁護士や、海外の現地の法律事務所に確認をとったりして、クライアントの届出のサポートをしました。
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- 藤 木
- 外資系の事務所では、やはり一定の英語力が求められると思います。応募する方にとっては、そこが1つの壁になるのではないかと思うのですが、1年目、2年目の弁護士はどれくらいの英語力が求められるのでしょうか。
- 相 良
- 私も最初は英語に対する苦手意識は強かったですが、事務所には日本語ができる外国人が多いですし、英語が苦手だからといって、1年目、2年目でそれが壁になることはないと思います。
- 矢 倉
- モリソン・フォースターと伊藤 見富法律事務所でチームを組んで仕事をする際には、各メンバーの日本語・英語のレベルは考慮されますので、仕事上、コミュニケーションが取れなくて困るということは、まず無いですね。
- 石 原
- 普段から事務所内で外国人と会話したり、メールや電話のやりとりをする機会は豊富にありますので、もちろん努力は必要だと思いますが、英語に自然になじむことができる環境だと思います。
- 水 谷
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クロス・ボーダー案件には、一定の英語力が必須で、最初は英語ばかりで苦労するかもしれませんが、英語を使ったやりとりや業務にも積極的に取り組んで頂き、徐々に慣れていって欲しいと思います。
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- 寺 澤
- 日常の業務量や生活リズムはどうですか。
- 相 良
- 不動産案件は先ほどもお話しましたようにスタートからクローズまで期間が短いことも多いので、クローズ直前は夜中まで働き、週末も仕事ということはありますが、普段は週末はちゃんと休めますし、夜も遅くまで残るということは特にないです。
- 水 谷
- 私の場合も、案件が佳境のときは深夜まで仕事をすることになりますが、働くときは働く、休むときは休む、というメリハリがありますね。
- 石 原
- 若手であってもそれは同じです。夏休みなどの長期の休暇も、皆さんちゃんと取られていますね。
- 寺 澤
- スポーツを楽しんでいる弁護士も多いです。ゴルフやフットサル、ヨガ、ジョギングなど、スタッフも含めて有志でチームを作ったりして、スポーツを楽しんでいます。
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- 寺 澤
仕事をしていて、どのような瞬間にやりがいを感じますか。- 矢 倉
- 訴訟は戦略が一番大事なので、色々な選択肢のメリット・デメリットをチームで検討して、悩んだ末に方向性が見えたときは、とてもすっきりします。
- 水 谷
- M&Aの仕事は訴訟ほど華々しくはありませんが、苦労した案件が無事に終わったときや、クライアントから感謝の言葉をいただいたときはいつも、この仕事をやっていて良かったと思いますね。また、細かすぎて自己満足に過ぎないこともありますが、契約交渉で「この条項を勝ち取った!」というときに、ささやかな幸せを感じます(笑)。
- 石 原
- 若手に関しても、早くから仕事を任せてもらえる部分も多く、チームの一員としてそれをやり遂げたときに非常にやりがいを感じます。もちろん、適宜パートナーから指導していただけるので、任されることに不安はありません。
- 寺 澤
- 伊藤 見富法律事務所の特徴としては、どのような点がありますか。
- 石 原
- 幅広い業務分野を扱っていると同時に、業務分野ごとに部門が分かれていないので、色々な分野の仕事を経験させてもらえるというのは非常に魅力的だと思います。必然的に多くの方と一緒に仕事させてもらえるので、事務所の中に顔の見えない人がいないというのはいいですね。
- 永 井
- パートナーとアソシエイトの距離感も近いですしね。
- 水 谷
- また、日本における外資系の法律事務所の中では規模が大きいので、様々なクロスボーダー案件に関与することができます。外国と密にやり取りしながら仕事をしたいと考えている方には、非常に良い事務所ではないでしょうか。
- 相 良
- 伊藤 見富法律事務所とモリソン・フォースターが非常に良いバランスを保っているという点もあると思います。弁護士、外国弁護士、お互いに協力し合って仕事をしていくという姿勢は、うちの事務所が大切にしていることの1つだと思います。
- 寺 澤
- 最後に、どういう方に伊藤 見富法律事務所に来てほしいと思っているのか、皆さんに聞きたいと思います。概括的にいえば、一緒に働きたい人ということになると思いますが。
- 相 良
- 反応が良い人がいいですね。やはり、コミュニケーション力は大事です。
- 矢 倉
- コミュニケーションにもつながるのですが、クライアントやパートナーから何を期待されていて、それに応えるためには何をすればいいかということについて考えられる人、もしわからないときは素直に聞いてくれる人がいいですね。
- 相 良
- 何事にも積極的な人に来ていただきたいと思っています。
- 寺 澤
- 本日は話し切れなかったことも多いので、当事務所に興味がある方、どんな雰囲気か知りたい方は、是非説明会に参加していただければと思います。





